ささのはさらさら

読書や映画・音楽鑑賞、仕事や旅や犬や酒。

がたごと ばん たん

先日、僕の住む街でも図書館がようやく開放されました!!!

 

司書の方、スタッフの方、お疲れ様です。ありがとうございます!

二か月ぶりくらいの図書館だったでしょうか。

 

 

いやぁ、やっぱりいいもんですね!

 

たくさんの見たこともないような本。

本好きの同志たち。

併設されたおいしいパン屋さん。

うろつくだけでも落ち着きます。

 

まだ席についての閲覧はできませんが、本は今までどおり借りることができました。

というわけで、10冊定量いっぱい借りてきました。

一冊文庫本(チャップリン自伝)と、それ以外はすべて絵本。

「おほほほ、これはすばらしい」「あらまぁ、これもすてき」とページをめくるのが楽しい本がたくさん。

 

そのなかで、おすすめの一冊はこちらになっています。

 

www.ehonnavi.net

 

 

 

『がたごと ばん たん』

 

作:パット・ハッチンス

訳:いしづ あけみ

出版社:福音館書店

対象年齢(筆者感覚):幼児から

 

 

おじいちゃんとぼくとめんどりが、この絵本登場キャラクターです。

おじいちゃんの押すておしぐるまに乗ったぼく。

 

がたごと ばん たん

がたごと ばん たん

 

と、ておしぐるまは進みます。

すると、あかいめんどりがついてきました。

 

ぼくは、めんどりさんに、自分のできることをどんどん自慢していきます。

ちいさい子って、ほんとうこういうところありますよね。かわいいです。

 

「みて みて めんどりさん

ぼく こんなこと できるんだよ」

 

じゃがいもをほったり、おじいちゃんにてつだってもらってまめをとったり。

かわいいったらありゃしません。笑

 

すべての収穫が終わって、またておしぐるまを押して家に戻ると、今度はめんどりはいてきません。

そこで次はふたりがめんどりについて、鳥小屋まで歩いていきます。

するとそこには、めんどりがぼくのために産んだ、とびきりのたまごがひとつ置いてあったのでした。

 

 

 

 

ロンドン在住のパット・ハッチンスの描いた絵本です。

畑に植わっている植物は、表紙のそでの部分に名前が書いてあって、読むのが楽しくなります。

個人的にはおじいさんの、なんというか、孫にはやさしいけどそれだけではない、どこか厳しそうな顔つき、動作が好きです。

色合いもくっきりしていて、土のにおいがしてくるような光にみちた絵になっています。

 

梅雨が近付いている昨今、こんな晴れやかな絵本はいかがでしょうか。

 

 

 

 

わーい、図書館わーい!

それでは!