絵本を読むのだ……(はじめに)
「絵本をもっと読んでみたいなぁ」
僕がそう思ったのは、二年ほど前のことでした。
もともとNHK教育放送のような人形劇、クレイアニメ、むかしばなしなどが好きでした。
「もっともっとこのような世界を知りたい!」
僕はフガフガと本屋さんへ突撃しました。
しかしながら、絵本は一冊一冊が、なかなかのお値段。
読み始めてから改めてわかるのですが、絵本というのはやはりとにかく出来る限り原画の美しさをそこなわないような作り方をしているもの。
また、作家の作品への労力を考えると妥当な金額。
基本的には大人から子どもへ贈られるものですしね。
「どうしようかしらん……」
僕は考え考え、とうとう頭の上に電球がピコーンと灯りました。
「図書館があるじゃないか!」
そうして僕は、図書館にこもって、絵本コーナーにいる子どもたちに「ごめんね通るねぇ」「お邪魔しますねぇ」などと断りを入れながら、絵本を読み漁るのを趣味とすることになったのでした。
そしてお気に入りになった作品は時折購入し、本棚でこちらを見て笑っております。
このブログでは、その中で個人的に特におもしろかった作品を紹介していこうと思っております。
お子さんがいらっしゃる方はもちろん、絵本愛好家の少年少女・中年中女・老年老女、絵本に興味のない方々まで、すべての人に楽しんでいただけるよう気張っていきます!
どうぞよろしくおねがいいたします。
それでは!