ささのはさらさら

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ムクドリちゃんかわいいちゃん

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ムクドリが実にかわいい。

彼等は我々人間が草むしりに勤しんでいると、スズメ、ハト、カラスなどと飛んでくる。

とくにいっしょにいるのはスズメだ。

気づくとピョンピョン飛び回って、互いに邪魔することなく、いっしょに地面をつついている。

 

なかよしなのかしらん?(絵本脳)

 

実際ムクドリは種類的にもスズメのなかまなのだそうだ。

 

で、そのムクドリちゃんであるが、何度も言うが、とにかくかわいいのである。

 

まず見た目のかわいさも大きい。

体はハトみたいに丸くなくてシュッとしている。

クチバシと脚がオレンジなのもおしゃれである。

からだの白と黒に映えている。

 

そして彼等は飛んでくると、その頭を低くして上下に動かすという歩く際の動作からか

 

「へへへ、すいやせんねどうも。食い物探しやすくしていただきやして」

 

とでも言っているかのように見えるのである。

 

「お前らのためじゃないやい!」

 

僕は言ってみるがムクドリ「へへへ、どーもね。すいやせんね」と歩き、つつき続ける。

 

彼等はなかなか飛び去らないのも良いところだ。

追いかけて、追いかけて、手が届きそうなところまで来ると

 

「これ以上はマズイッッ!」

「ずらかれッッ!!」

 

といったような、ピョッッと鋭い声を上げて飛び去る。

もっと早く逃げればいいのに。

かわいい。

 

群れで行動する鳥らしく、かならず2.3羽がおなじ箇所にいる。

ひじょうにのどかで癒される光景である。

 

「ほれ、どけどけー」

 

と、僕は進行方向にいると心のうちで言う。

すると彼等は「と、とりあえず逃げろぉっ」と走る。

その後ろ姿もかわいい。

 

しかし、近年では数が増えすぎて、害鳥としても問題になっているらしい。

 

うーーーーむ、かなしいことだ。

たしかに鳴き声は大きな群れになるとやかましいだろうなぁ。

 

だが僕はこの鳥が好きだ。

というお話でした。